皆さんこんにちわ、俊樹です。
最近はあまり目にしてるという感覚はないんですが
昔は飲食店や旅館などに行くと、玄関先に必ず「招き猫」を飾ってあるのをよく見掛けました。
こんな感じで手招きしている置き物を、誰しも一度は目にしたことがあると思います。
右手を挙げてたり、左手を挙げていたり
笑っていたり、すましていたり
大きさといい、色なんかも様々ですよね。
とにかく昔から招き猫というのは縁起物として愛され続けています。
余談ですが、招き猫をモチーフにしたひこにゃんは滋賀県彦根市の大人気マスコットキャラクター!
この正月には過去最多の1万7473通もの年賀状が届いたらしいですよね
見た目の可愛さ&ゆるキャラにさらに拍車が掛かっているみたいですね
ということで、ちょっとお話がそれましたが
お正月ということもあり、今回はその招き猫の発祥地とも言われ
そのひこにゃんのモデルにもなったという東京都世田谷区の豪徳寺をご紹介したいと思います。
とくに金運アップや商売繁盛などのご利益があると言われて絶えない場所ですから
今年こそは!って思われている方は、機会を作ってぜひ一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。
ひこにゃんのモデルとなった世田谷区の豪徳寺
小田急線の豪徳寺駅から歩いて約10分ぐらい。
世田谷線の宮の坂駅からだったら5分ぐらいの所に位置しています
今やこの界隈の観光名所としても大変人気のある豪徳寺。
ひとたび中に入ればびっくりするぐらいの数の招き猫でいっぱい!
この寺社はあの井伊家ゆかりの地でもあるんですね!
細かい歴史のことは割愛しますが
「彦根藩第2代藩主の井伊直孝が鷹狩りの最中に突然の豪雨に見舞われ
豪徳寺前の大木で雨宿りをしていたところ、寺で飼っていた「たま」という名の白い猫に手招きされたのだそうです。
直孝がそのたまに近づいたところ、直後にその大木に落雷。
九死に一生を得るとはまさにこのことですね!
そして、直孝を招いて命を救ってくれた「たま」がやがて亡くなると 和尚は墓を建てて祀りました。
後に、境内に招猫堂という猫(たま)を祀ったお堂が建てられ
猫が片手をあげて招いている姿を形どった「招福猫児(まねぎねこ)」が作られるようになりました。
これが、現代の招き猫に繋がっていくのです。
「不運を避けて、幸運を呼び込む」
招き猫が招いた吉運は、後世になっても、ここで招き猫を崇め祀れば
家内安全、心願成就が約束されると世間に広く知られ、今に至るといいます。
そんな由来のある豪徳寺には、祠や仏像がうずもれるほど大小の招き猫が置かれています
もちろんココへ訪れたなら縁起の良い置き物は購入して帰りたいところ
寺務所では大きさに応じて料金が異なる様々な招き猫が揃えられていますよ
また、豪徳寺の絵馬には、「家で飼ってる猫が長生きしますように」など
飼い猫に関する願い事を書く人もたくさんいらっしゃるとか。
「これを持つと商売繁盛するから」と言われ、信じて招き猫を持っていた人が
頂いた月の売上が過去最高を記録し、その後も売り上げを保ち続けているなんていうお話がゴロゴロと転がっています!
ぜひ、招き猫に会いに行ってみてくださいね。
ちなみに、豪徳寺近くの商店街は、『にゃんたま商店街』といって 井伊直弼の命日には、「ひこにゃん」が数珠をもってお参りしたこともあるのだそうですよ(笑)
豪徳寺へのアクセス
住所/東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
TEL/03-3426-1437
★電車/小田急小田原線「豪徳寺」駅から徒歩約10分 東急世田谷線「宮の坂」駅から徒歩約5分
★車/首都高速「永福」ランプから約15分
駐車場/約20台(無料)
拝観料/無料
開門時間/6:00~18:00(受付:9:00~16:30)
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