皆さんこんにちわ、俊樹です。
古都京都にはたくさんの神社、寺院があります。
ちなみにその数はどれぐらいだかご存知ですか?
正式に登録されているもので京都市内の神社がおよそ800、寺院がおよそ1700もあるそうですよ!
これを全部周るとなるといったいどれぐらいの年月がかかるもんなんでしょうかね?
そして、それぞれのお寺や神社で四季折々にイベントや神事等が行われています。
そんな中で今回は毎年7月の「土用の丑の日」前後に行われる「足つけ神事」という珍しい行事がある神社をご紹介します。
そこは世界遺産にもなっている有名な「下鴨神社」です。
下鴨神社(正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))といえば、京都の神社ランキングでも上位に名を連ねるパワースポットです。
延命長寿や縁結び、安産など多彩なご利益があると言われて、とくに女性には人気がありますね。
この下鴨神社でも、年間を通して様々な祭典行事が行われています
正月の元旦の歳旦祭から始まり、年末の除夜祭に至るまで この神社ならではの慣習はいずれも人々の平安を祈願する神事なのですね。
もうすぐ下鴨神社の夏の風物詩でもある「みたらし祭・足つけ神事」が行われる時期が近づいてきました。
「足つけ」という呼び名があるのでイメージはつきやすいと思いますが この神社には神聖なみたらし池というのがあり、ローソクを持ち、素足でそこへ入ってご祈祷をするんです
普段はこの池には入れないんですが、この足つけ神事の時だけそれが許されるのです。
7月下旬の京都というのはほんと暑いです。
例年、35℃を超えるうだるような暑さが続くわけですが
でも、そんな暑い中でもこのみたらし池に足を浸すと思わず「冷たい!」という声が飛んでしまいますよ
なんせ、地下から湧き出ている水なので真夏でもほんと冷たく感じてしまいます。
ですが、涼を取れるし、心身共に清められているし、一石二鳥ですね(笑)
順番としては、みたらし池の中を進み、種火のある小さな祠があるのでそこでロウソクに火を灯します。
そのままロウソクを手に持ち、火を消さないようにさらに先へと進むと 御手洗社(井上社)前の祭壇があります。
そこへ、火を灯したロウソクを献灯してご祈祷し、無病息災を願うのです。
そして、最後にご神水でお清めして終わりなのですが
また、この水の冷たいこと!!
背筋が伸びるほどの冷たさとはまさにこのことを言うんですね。
ちなみにこのみたらし池は大人の膝くらいまで浸かる水深がありますので
もし小さなお子様をお連れの方は十分気を付けてくださいね。
酷暑の京都にはピッタリのこの足つけ神事。
ぜひ、一度参加してみてはいかがでしょうか。
2018年度みたらし祭の開催期間は?
2018年7月20日 (金)~7月29日 (日)
この「みたらし祭」は連日早朝から夜まで行われています
参拝時間:5:30~21:00
晴れた日中は曜日によっては大変混雑しますので、早朝か、もしくは夜遅い時間帯などに行くのも気持ちの良いものですよ
みたらし祭が開催される下鴨神社へのアクセスは?
京都御所から歩いて15分ほどの所に位置している下鴨神社。
京都駅からなら地下鉄、バス、タクシーを利用して来る方法があります。
タクシーなら15分ほどで着きますが、料金は2000円ほどです
市バスならば230円で、「下鴨神社前」か「新葵橋」で下車して そこから徒歩になりますので所要時間は合わせて45分ほど掛かります。
地下鉄は烏丸線で「国際会館」行に乗車し、鞍馬口駅で下車して そこから徒歩というルートになってしまいます。
これだと、所要時間が約35分~40分ぐらいですね。
お友達同士3~4人で行動されるならばコスパを考えるとタクシーが楽かもしれませんね
あと、お天気が良くて、時間に余裕があって、京都の風情を味わいながら歩いて行きたいという方は
五条あたりまで行き、そこから鴨川沿いをひたすら歩いてくるのも乙なものですよ
ちょこっと、川沿いのカフェなどで休憩を取ると時間は2時間ぐらい掛かりますがそれもまた一興かもです
下鴨神社周辺のおすすめの宿泊施設は?
こちらでは公共交通機関またはお車を利用して行かれる方へおすすめの宿泊施設をご案内したいと思います。
京都には高級ホテルやビジネスホテルを含め、数多くの宿泊施設があります
下鴨神社周辺にも色々あるのですが、京都御所の程近く、鴨川沿いの8室の静かなプライベート空間をご紹介。。
鴨川の四季を愛でる京の別邸「リヴェルト京都鴨川」です。
ホテルの目の前を流れる鴨川。
美しい自然を感じながら過ごせるホテルです。
5階には糺の森や東山三十六峰を一望できるルーフトップテラスもあります♪
天気のいい日はコーヒーと共にカフェ気分を味わえます。
また、夜は夕景や煌びやかな景色を堪能出来ますのでぜひご利用なさってみて下さい。
下鴨神社周辺の他のおすすめホテル
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